2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧
スマートな苦笑いではなく、いまいち迫力なくても雄叫びひとつ。
ちぐはぐの果てにきっとある、心と言葉の分水嶺。
男らしいというのは、粗雑や乱暴とは違う。
寂しい時、35度8分は存外温かい。
清々しさの中の一抹の寂しさは、未練の後姿だ。
沈黙は引き潮。饒舌は満ち潮。 心はその波間を漂う小船。
「投げやり」は、自分と他者両方を傷つける。 「いい加減」は、時に両方を救うのにね。
何かを過ぎた時は、たった一人でだったと後から気づく。 孤独だが他には過ぎようがない。
来年まで、夏はもう来ない。
「あー」とか「うー」とか、 それだけではどうしてもどうしても言い切れなくて、 もがいてくれた最初の人達に、 今夜続きたい。
どんなにささやかでも、 しようと思う事を「した」なら 「出来た!」とこころもち顎をあげる、 ことにしている。
もう駄目かもは、 どっこいまだ大丈夫かもに変わる。 生きてるからだ。
白い場所は死の誘惑。
「見守る」と誓った時、 男も女も大人も子供も みんな「母」をする。
「いってらっしゃい」は 「帰って来ますように」の おまじないだ。
もし用件は?と問われたなら、「会いたい」ですとしか答えようがない。 それを「恋しい」と言う。
喜びの芽も憂いの芽も、同じ一つの種から出る。
ひとつ、またひとつと訊きたい事が増えていきます。
おかしいな。 この頃、いっぱいあった筈のあなたの嫌いな点がどんどん薄まって、 かわりに涙の点がシミとなる。
人間が一番最初に作った言葉が、「あい」だといいな。
ふと、顔を上げた夏の夕空に早出の月。 神様のねぎらい方は、いつもさりげない。
○は、 丸なので平和な印象を与えながら、 どこにも切れ目がないゆえ閉じてもいる。
言葉の海でのわたしの泳ぎ方は、「けのび」です。
「ポジティブシンキング」という単語の、ほのかな苦味。
一からやり直そうと思って始める「一」は、 やり直す前の「一」とはすでに違う新しい「一」だ。
喧騒の中でも静寂の中でも、 迷わない一本の矢のようにトスンと胸に来たら、 それは抜かない。
なんの気負いもてらいもなく 「これでいいのだ」を言った人No.1は、 バカボンのパパのママである赤塚さんだったのね。
夜明け前の点滅信号。 それでいいのか?それでいいのかと聞いてくる。
初恋は、揺れる一輪の花を一人で守るようなもの。
気持ちは、とても自由自在に体の中を行き来する。