2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧
体が待ってくれない。 心が追いつかない。 でもこれが私の年の重ね方だ。
心を残しているのは たぶん宿題を出しそびれているからだ。
見えない癒えない無数の傷跡には、キス。
爽やかな風が吹いても 優しい雨が降っても 青く空が澄んでも 涙目な日がある。 口笛の練習をしよう。
金木犀は、オレンジの涙を零す。残り香にはさよならを。
洗濯物をたたむ時、つい正座している。昭和生まれだ。
木の葉一枚と同じように、家にも四季がある。
いずれ負けるのは決っているが、競争相手は「死ぬ日」だ。 敗者復活はない。
自分で自分を裁き、自分で自分を赦す事が一番難しい。
トホホと声に出すぞと思って ホントに声に出せたら きっとまだ大丈夫。
気持ちを言葉にすると、言葉は体から離れて行く。 それで軽くなったり重くなったりの、言葉分ダイエット。
上のピンとか下のキリとか、何だ?それ。 当方、近視・乱視・老眼持ち。
響いてきたものは、信じてしまう。
けっして混じらない動脈と静脈だからか、 赤い気持ちと青い気持ちが互いを飲み込み合う。 きれいな紫になるかといえばそうもいかなくて、いつもぐるぐる。
これまでのどんな毎日にも、私には明日があったのだとハッとする。 これが、時々何かに向かって跪きたくなる私の理由だ。
恋は不覚にもで始まる。 自覚の次には、途方に暮れるがやってくる。
駅前商店街のシャッターの前で耳をすます。 子供の頃の祭りで賑わった町の音を、遠くなった耳で探す。
ビル街の更地は、都会のひびわれみたい。
物言わぬ「無」は、この世のすべての「有」をそっと包んでいる。
本気で「カッコ」つけたい瞬間ならば、全身全霊賭けて。 嘘にしない。
自分以外の人も、みんなそれぞれ心を抱いて暮らしてる。
閉じた扉の前では、マスターキーは自分自身なのだろうか。
これは壁じゃない。私用の扉だ。
詰まったら、半日「行方不明」をする。 誰も気づかないけど。
人は、金太郎飴じゃないね。